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ガウスの里物語 第一章「始まり」

ひょっひょっひょ 時は××××年
世は戦乱の最中であった。
この時代最も勢力を拡大していたのは2つ

ガウスの里
そして
TZT魔法王国

この2つの勢力は今や一触即発の状態であった。

しかしこの2つの勢力に対抗しようとする集団もいた。
それが、ーーーーーFAME。
彼らは自らの信念を掲げ、戦を止めようとしていた。
そして第4の勢力、日々酪農を営む牧場。
それぞれの思惑は違えども、どこが勝利するかによって世界の方向は決まる。
これはそんな時代の物語である。



(ガウスの里)

巨大な帝国の1つであるガウスの里。
この里は外部から完全に遮断され、辺りに危険な生き物が棲む山の中にあった。
ここは平和に生活する市民、そして里を守護する軍部に分かれている。


今、軍部では再びの牧場出兵準備を整えていた。

本来、牧場はただ酪農を経営し平和に暮らしている団体であるため全くの無害である。
だが、そこにはとある”人物”がいた。
その名はおじさん。
非常に強力な力を持つクロスボウマスターとして広く名を知られていた。
TZT魔法王国との本格的な戦が控えている今、いずれ里の脅威になる存在は潰しておかねばならなかった。

そして前回の戦では里にとっては僥倖とも言える出来事が起きた。
それが、あのクロスボウマスターの大きな負傷。
ガウスの里にとっては最小の兵力で牧場を殲滅する最大のチャンスであった。


ガウスの里の軍部は各機能ごとに部隊が分けられており、前線で戦うのは戦闘部隊である第一部隊である。


第1部隊隊長の機GAUSU機は出兵間近に迫った時間に待機室で一人考えを巡らせていた。

機GAUSU機(里の意向ならば致し方ないが・・・何故、本来戦う意思のない者たちに奇襲をかけねばならないのか)

機GAUSU機は牧場殲滅作戦にあまり乗り気ではなかった。

その時、いかにも気楽な雰囲気を醸し出す青年が部屋の中に入ってきた。


ベルモンド・ガウス・カルスグローヴ「やあ、また出動かい?」

機GAUSU機「・・・こんな時に誰かと思えば、お前か」


ベルモンド「親友の僕にお前か、はないんじゃないかなあ。まあそれより、今回は僕も出ることにしたからよろしくね」

ベルモンド・ガウス・カルスグローヴ。ガウスの里において情報収集を主に取り扱う第2部隊の隊長である。
そして同時に、機GAUSU機と非常に親しい間柄でもあった。


機GAUSU機「お前が隊長を務める第2部隊は情報収集部隊だろ?何故お前が出る必要がある」

ベルモンド「無茶しがちな君が心配なのが半分、久しぶりに戦場に出てみたいってのが半分・・・ってところかな?」

ベルモンドは苦笑いしながらそう答えた。
この男はどこまで本気なのか、全くわからない。

機GAUSU機「知ったような口を・・・そろそろ時間だな」




出兵していく2人の様子をガウスの里の一人の研究者が見ていた。

その顔に笑みを浮かべて。



(牧場)



その頃牧場ではガウスの里の襲来に騒然としていた。
大剣を背負った青年が、牧場の主であるおじさんのそばに控えている。

オイミヤコン「おじさんがこんな状態だというのに・・・どう致しますか?」

おじさん「ふぉふぉふぉ、とりあえず真っ正面から迎え撃つぞ。ここで逃げたらおじさんの名が廃る」

おじさんは前回のガウスの里との戦いで火ブルを庇い、重傷を負っていたのだった。
牧場で飼われている火ブルはおじさんにとっても家族同然の存在であった。

オイミヤコンから見て、おじさんの様子は戦うどころか立ち上がることもできそうもない状態であった。

おじさん「今回は前回以上の兵力で来たみたいだな。行くぞオイミヤコン」

立ち上がるだけでも非常に辛そうなおじさんの様子を、オイミヤコンは感じ取っていた。


今や2つの軍の戦いは再び始まろうとしている。



(高崖)

ちょうどその頃、牧場が見渡せる遠くの高崖に存在する1つの人影。

それは出兵の様子を見ていたガウスの里の研究者であった。

だが先ほどの白衣姿とは違い、バニーガールの衣装を身にまとっている。


信玄「もうすぐ面白いゲームが始まる。見物させてもらうポヨ」

その男はまるでショーを見物する観客のように、戦いを見下ろしていた。





(牧場)

整列する大勢の部隊に、機GAUSU機は号令をかけていた。

機GAUSU機「全ては里のために・・・!」


今、2つ勢力の戦いが始まる。




ーーーーーーーーーーーー



怒号、叫び、悲鳴。
様々な音が飛び交う中2つの勢力はぶつかっていた。

巨大な剣を軽々と扱い、次々とガウスの兵を斬り倒していく青年が一人。
牧場のオイミヤコンである。


オイミヤコン「はっ!」

オイミヤコンが剣を振るうと、10人単位の兵が舞う。
それほど圧倒的だった。

そしてもう一人。

おじさん「ふぉふぉふぉ」

手に現れたクロスボウを操り、圧倒的な火力で兵を殲滅していく男。
牧場の主、おじさんである。


ガウス里の兵「重症だと聞いていたのに・・・化け物だ、勝てるわけがねえ!」

おじさん「ふぉふぉふぉ、アローレイン」

次の瞬間、空から矢の雨が降り注ぎ、兵達は次々とのまれていく。

そこで、おじさんはぴたりと攻撃を止めた。

目の前に立つ男。

明らかに「気」が違う。
おそらく敵の将であろうとおじさんはすぐに感じ取った。
オイミヤコンもそれを感じ、すぐにそばに降り立った。


機GAUSU機「お初にお目にかかる。貴殿達はおじさんとオイミヤコンとお見受けするが」

おじさん「ふぉふぉふぉそうだが」


おじさんは平気に振る舞っていたが、あれほどの重症。
立っているだけでも信じられないほどである。

おじさん「どうやらあんたを倒せば、こちらの勝ちのようだな」


機GAUSU機「では、参ろう」

機GAUSU機は目を閉じ、両手の拳をあわせた。



オイミヤコンはその気迫に恐ろしいものを感じ、機GAUSU機に一気に斬り掛かる。


だが剣が届く寸前で、横合いから突如入ってきた男に弾き飛ばされた。


オイミヤコン「・・・・ぐっ!?」

まるで気配を感じ取れなかった相手に、すぐにオイミヤコンは体勢を立て直す。

ベルモンド「僕が相手を務めよう。これで1対1。まさにイーブンだと思わないかい?」





おじさん「・・・ふぉふぉふぉ、たとえ傷を負っていようとお前を倒す」


目を閉じていた機GAUSU機が動く。


機GAUSU機「狂拳一式、狂始!」

いつの間にか、機GAUSU機の繰り出す拳がおじさんの目の前に迫っていた。
それを体をひねる形でかわしたところへ、続いて横からもう片方の拳が迫っていた。
おじさんはそれを弓を盾にして防いだが、反動で後方へと吹き飛ばされた。
しかし、着地するも束の間、今度は一瞬のうちに全身を使った蹴りが迫ってきていた

まるで狂ったかのように編み出される体術。
おじさんの体に強烈な一撃がめり込んだ。


おじさん「ふぉっ・・・ストレイフ!」


吹き飛ばされながらも瞬時に矢をセッティングし、幾重にも打ち出す。

機GAUSU機「狂拳二式、狂壁」

機GAUSU機は目を瞑り、手を交差させて防御の構えをとった。


おじさんが連続で放った矢は命中するも四方へと掻き消える。

機GAUSU機「狂拳三式、狂連!」

弓を防ぎきるやいなや、再び機GAUSU機の拳がおじさんを襲う。
今までもかなりのスピードであったが、今度はそれに拍車がかかり、まるで拳が見えなかった。

おじさん「ぐっ・・・!」

全て防ぎきることはできず弩の一部が砕ける。

機GAUSU機「その体でもそこまで戦えるとは・・・もし貴殿が負傷していなかったら逆にこちらが不利に追い込まれていたかもしれないな」

おじさんの体は今も相当の激痛が襲っている。
首筋に冷や汗が流れているのを機GAUSU機は見逃さなかった。




オイミヤコン「うおおおお!」

オイミヤコンは縦にひと振り、横にひと振りと大きな剣をかなりの速さでふるう。
しかしそれらはベルモンドに全て紙一重のところでかわされていた。


ベルモンド「動きはいい・・・だが当たらなければ意味はないよ」


突如、ベルモンドの手にバイオリンが現れた。

ベルモンド「君に狂乱の調べを送ろう・・・第一章、無限の狂奏曲」




オイミヤコンの周りを、狂乱の音が包んでいく。

オイミヤコン「・・・うわあああああああ!?」

たまらず、オイミヤコンはうずくまり呻きだした。

隣でのオイミヤコンの悲鳴を聞き、おじさんは叫んだ。

おじさん「!!オイミヤコン!?オイミヤコォォォォン!」

機GAUSU機「狂拳四式、狂襲」

機GAUSU機は両手を目いっぱい引き、体を突撃させる反動とともに腕を一気に打ち出す。

おじさん「・・・っ!?」

とっさにその攻撃を防いだおじさんの弩は粉々になり、おじさんは地面に吹き飛ばされた。


機GAUSU機「今の一瞬の油断で勝負が決した。よもやこれまでだな」

機GAUSU機は止めをさすべく歩み寄った。

おじさん「く、・・・そおおおお!こんな時にあいつが・・・オイミヤカロンがいれば!」

脳裏に過ぎったのは、女性でありながらあの勇壮な剣士。
そして今は既になき存在。

おじさんの拳が地面を打つ。



機GAUSU機「良い勝負であった、では止めを刺させてもらう」

機GAUSU機は告げ、再び拳を振りかぶる。






サモタ「そこまでだ」

その時、誰もが予想し得ないことが起こった。
この戦の場に、突然の闖入者である。



機GAUSU機「牧場側の者・・・か?」

機GAUSU機は多少驚きつつも、警戒の構えを崩さなかった。


サモタ「いや・・・俺はただ、戦いを止めたいだけだ。争う気は全く無い」

戦の場において、争う気がないという男の言葉を容易には信じられるはずもなかった。

機GAUSU機「何者であろうと敵は打ち倒す」

機GAUSU機の体が宙を舞う。
狂乱の軌跡を描き、その乱入者へと独特の構えで突撃した。

機GAUSU機「狂拳5式、狂帝!」

機GAUSU機の使う独特の格闘技、狂拳は式が上がるごとに威力も上がるという特徴を持っている。。
その中でも5式は体に負担のかからない式の中で最も威力の高いの狂拳であった。

体を切り裂く音が響き渡る。


機GAUSU機の体が、大きく切り裂かれていた。

サモタ「急所は外した。すまないが、ここを立ち去ってくれ」


機GAUSU機の体はそのまま倒れ、地面に転がったまま動かない。
周りにいた者、誰もが今の瞬間何が起こったかを把握できなかった。

周りの人間の誰もが、機GAUSU機の身に起きた”攻撃らしきもの”を全く目視できなかったのだ。


ベルモンド(こいつは次元が違う・・・か、撤退だな)


その光景を見ていたベルモンドは機GAUSU機を担ぎ、軍に撤退命令を出した。
おそらくこの男に、たとえ今日の消耗する前の軍全てをぶつけてもまるで相手にならないだろうということを感じたのだ。


おじさん「あんたは・・・一体・・・」

おじさんは突然現れた、敵、味方なのかはっきりしないその青年をただ見つめることしかできなかった。


サモタ「俺の名はサモタ。FAMEというグループのリーダーをやっている」


(高崖)


牧場が見渡せる高崖。

そこにはバニーガールの衣装を身に纏う1人の男が立っていた。


信玄「面白い、これは面白いポヨ。またもうすぐ面白いゲームが始まるポヨ。また、その時まで」



次の瞬間、その場所にバニーガールの姿はなかった。




第2章に続く








第一章番外編



そこは、夢。

あの日から何度も見るようになった、悪夢の中。

燃え盛る炎。
焼け崩れていく屋敷。


周りに血塗れで転がる、人、人。


その中を呆然と、ただ進む。
現実感のない光景。
しかし、進み続ける。

次第に極度の暑さと煙で、視界が朦朧としてくる。


そして辿り着くのは、父の部屋。


目の前に広がる血の惨状と、うつ伏せに倒れている父の姿。
当時、世界で最強と謳われた男はぴくりともしない。

ついに立っていられなくなり、倒れる自分の体。




そして意識が遠のく寸前、燃え盛り、崩れゆく建物の中で最後に見た景色。

それは、・・・・・炎の中にゆらめくバニーガールの姿。


サモタ「・・・っ」

野宿をしていたサモタはいつものように飛び起きる。

サモタ「これは・・・いつまで経っても、慣れないもんだな」

定期的に見る悪夢に悪態をつきながらも、サモタは再びあの時のことを思い返していた。



昔、争いの調停を主な業務とした強大な組織があった。
その大規模な人数に加え、強力な精鋭。
話し合いのみで調停できることは滅多になく、あくまでも争いをやめさせるための力の行使には十分すぎるぐらいの強力な組織であった。

その組織のリーダーこそが、サモタの父である。

当時サモタの父はこの世で最も強い人間とまで謳われていた。

そしてその息子のサモタもそれを受け継いだのか、神童と呼ばれるほどの才能を持ち、幼いころから厳しい訓練を受けてきた。

サモタの尊敬する父。
いつか父に追いつきたいとサモタは願っていた。


だが、あの日全てが変わった。

その強力な集団は「たった一人の何者か」により惨殺される。

その唯一の生き残りが今のサモタであった。


たとえ、どこかの国の軍隊が押し寄せたとしてもあの一族にはまるで歯が立たないと言われたほどである。
だが、サモタが見たのはたった一人に殺されてゆく一族達。
そしてあの父さえもーー。


ハッキリと姿を見たわけではない。
だが、その日は1人の侵入者が入ったという報告はサモタの耳にも届いていた。
すぐに対処されるどころか、屋敷にいる大勢の精鋭、あのサモタの父でさえもその1人に太刀打ちできなかったのである。


何故、自分一人だけが生かされたのか。
それはサモタ自身にもわからなかった。

そして一族崩壊後、サモタは意思を受け継ぎ創立したのがFAMEという組織である。


その何者かを探し続けて随分経つが、全くといっていいほど手がかりはつかめなかった。
唯一の手がかりは、自分があの日に見たバニーガールの姿。


サモタは探し出して、一体どうするかは考えていなかった。
復讐など馬鹿げていると考えている。
ただ、その凶行の「理由」を知りたいと思ったのだ。

知ってどうこうなるわけではない。
でも、ただ知りたい。
その一心だった。


その時、遠くで轟音が響く。

サモタ「おっと、どうやら思考に耽りすぎたようだ」

サモタは牧場とガウスの里の争いを止めるために、単身で来ていた。


サモタ「争いを止めなければならない、・・・・そして平和を」


牧場に向かって、再びサモタは歩き出す。


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コメント

おじさあああああああああああん
やっぱ最高だな
ガウスの里物語は
ガトリング陣登場した話で終わってるはずと記憶してるよ

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